人の体の中で細胞はどんな働きをしているの?と言う疑問を分りやすく描いたアニメ「はたらく細胞」。
一つ一つの細胞が擬人化し、体の中の世界を、細胞たちが生きる様子がおもしろおかしく描かれています。
「はたらく細胞」に出てくる多数のキャラクターの中でも、異彩を放ち人気の高い「キラーT細胞」。
そこで、キラーTが歌っている歌の曲名や歌詞、エピソードなどを紹介したいと思います。
もくじ
「はたらく細胞」とは?
原作者・清水茜が描く、体内の細胞を擬人化した漫画。
月刊「シリウス」より2015年3月号より連載中。
「病気や怪我をした時、体の中では何が起こっているの?」と言う疑問を分りやすく知る事ができる、「人」の姿ではたらく赤血球や白血球などの細胞たちの日常を描く物語。
原作コミックはシリーズ累計発行部数450万部の大ヒット。
アニメ化第一期が2018年7月に始まると、ニコニコ動画の第1話無料放送では100万回再生突破、10月にはビリビリ動画における全話の累計視聴総数が1億回を突破しました。
作品の魅力の一つは、個性的なキャラクターたち。
📢「#はたらく細胞!!」第2弾PV公開🎥
2021年1月9日(土)より各局にて放送開始!
EDテーマはClariSが歌う「Fight!!」に決定🎧TVアニメは #はたらく細胞BLACK と続けての放送となりますので、毎週のはたらく細胞アワーをお楽しみに📺
公式サイト:https://t.co/8McwtgD8jb pic.twitter.com/IQwDLyGJa2
— 『はたらく細胞』公式 (@hataraku_saibou) November 23, 2020
T細胞とは?
T細胞
T細胞は胸腺で教育されて分化するため、胸腺(Thymus)の頭文字を取りT細胞と命名されました。胸腺はT細胞の学校です。 T細胞はその機能によって、免疫応答を促進するヘルパーT細胞、逆に免疫反応を抑制するサプレッサーT細胞、病原体に感染した細胞や癌細胞を直接やっつけるキラーT細胞などに分類されます。
#はたらく細胞 第9話「胸腺細胞」
キラーT細胞とヘルパーT細胞の正反対なタイプの2人が言い争いを始める話でした。
今では立場が違う2人!! 実は「胸腺学校」の同期。昔の彼らは今とは全く違うキャラね😅
わずか2~3%しか生き残れないという胸腺学校での特訓は👹鬼滅の✨最終選別に近い!?って思った❣️ pic.twitter.com/WZ7aL3ZWsb— よっちゃん (よよよ) (@QHIabeK7NahvgwJ) August 30, 2020
キラーT細胞
キラーT細胞は樹状細胞から抗原情報を受け取り、ウィルスが感染した細胞やがん細胞にとりつき、排除するといういわゆる「コロし屋」の働きを持っています。
キラーT細胞(細胞傷害性T細胞)
ヘルパーT細胞の命令によって出動し、ウイルスに感染した細胞やがん細胞などを殺す。
メモリーT細胞
キラーT細胞の一部がメモリーT細胞となり、再び同じ敵が出現したときに攻撃を仕掛けるように備えている。#はたらく細胞 pic.twitter.com/igd7cQDoTl— さぐさぐ (@sagusagunanoda) December 14, 2017
ナイーブ細胞
ナイーブT細胞は抗原と出会う前のT細胞です。この状態では特に何も仕事をしません。
抗原を取り込んだ樹状細胞によって活性化されると、ナイーブT細胞は旺盛に増殖し、その後エフェクターT細胞という仕事をする細胞になります。エフェクター細胞は、病原体に対して攻撃を始め、そのおかげで感染症はやがて治ります。
「過去の自分を克服し、活性化して帰ってきました」
ナイーブT細胞#アニメ#アニメ好きと繋がりたい #アニメ好きな人と繋がりたい #RTした人全員フォローする #いいねした人全員フォローする #相互希望#働く細胞 pic.twitter.com/qui6rheaQF— 未来のアニメ (@anime_kakera) November 1, 2020
「はたらく細胞」キラーT細胞とは?
「はたらく細胞」には個性的なキャラクターたちが登場します。
酸素などを運ぶ赤血球は、配達員のような制服を着た、道に迷ってばかりいるドジな女の子。ウイルスや細菌をいち早く見つけ襲いかかるが、実は優しく面倒見が良い真っ白なイケメン白血球(好中球)。
そんな、主役級な二人に負けず劣らず人気もあり、登場回数が多いのが「キラーT細胞」。
第1話から登場。白血球(好中球)と同じく複数の個体が登場し、統制された武闘派の“コロし屋”や軍隊のような部署として描かれている。制服は「KILL」と書かれた黒い帽子と黒い半袖長ズボンの作業着で、サングラスを掛けたり、黒い戦闘用ヘルメットや防護服を着用した個体も確認できる。戦闘時は主に素手でのパンチを用いるが、アニメ第7話ではがん細胞に対してナイフを用いている。 〜ウィキペディアより〜
キラーT細胞のリーダー格である「班長」が主体として登場しています。典型的な体育会系であり、粗暴な言動が目立つが、性格は単純で仁義を尊ぶ一面もある。
「胸腺学校」で学んでいた子供時代は、ひ弱で泣き虫な「ナイーブT細胞」であったが、ライバルだった胸腺細胞(現・ヘルパーT細胞)からかけられた言葉により現在の人格が形成され、キラーT細胞へ分化しました。
白血球のコスプレはワークマンで売ってる作業着でも出来る事が分かったけど、ナイーブ&キラー T 細胞のコスプレには何が良いんだろ….やっぱりワークマンとかの作業着?
ってか自宅警備隊の方って何使ってるんだろう..#自宅警備隊 pic.twitter.com/qaniOg16Ow— アッキー㌠@ (@Attackon_rivai7) July 30, 2018
キラーT細胞が歌っている歌の曲名は?
キラーT細胞達が、トレーニングで軍隊のように走っているシーンで歌っていたのは、「フルメタル・ジャケット」という映画の中で、訓練中に歌われていた「ミリタリーケイデンス」の替え歌です。
フルメタル・ジャケット
1987年のベトナム戦争を題材にしたアメリカ映画。ストーリー前半では海兵隊訓練所で新兵が受ける過酷な訓練、後半では彼らのベトナムでの行動が描かれている。
ミリタリーケイデンス
軍隊で、訓練時に唱和される行進曲、労働歌の一種。軍隊のランニング、行進など訓練の際に唱和される。また、警察学校や消防学校の訓練でも唱和されている。
一人のリーダーの呼びかけにその他の隊員が答える形式で、一定のリズムを保って唱和される。
合唱することによって、部隊の指揮が上がり、隊員同士のチームワークの助け合いの精神・規律が高まることを目的としています。
パロディ
1998年、任天堂から発売された「ファミコンウォーズ」のテレビCMで「ミリタリーケイデンス」の替え歌が使われました。
「ファミコンウォーズが出るぞ! かあちゃんたちには内緒だぞ!」のフレーズが話題を呼びましたね。(若い方は知らないかも。。)
撮影では、米軍演習地で本物の海兵隊員に、ローマ字で描かれた歌詞カードを日本語のような発音で歌ってもらいました。
「かあちゃんたちには内緒だぞ」のセリフの訳を説明したところ、爆笑が起きたそうです。
オリジナル
『フルメタルジャケット』
パロディ(昔)
『ファミコンウォーズ』
パロディ(現代)
『不動産連合隊』 pic.twitter.com/ieLd89Wvob— 真津田 栄 マツダ エー(matsuda_A) (@MatsudaPhantom) February 4, 2020
クララ
キラーT細胞の歌の歌詞
オレたち無敵のT細胞〜 オレたち無敵のT細胞〜
恐るるものはなにもない〜 恐るるものはなにもない〜
オレたち無敵のT細胞〜 オレたち無敵のT細胞〜
細菌、ウイルスぶっコロす〜 細菌、ウイルスぶっコロす〜
俺たち無敵のT細胞ー♩
(フルメタ○ジャケット風)#はたらく細胞 #bs11 pic.twitter.com/SdDI8GxUmo— trapezohedoron from Sapporo (@trapezohedoron) December 26, 2018
まとめ
キラーT細胞班長の声優さん小野大輔さん。実写版「ミュータント・タートルズ」のケイシー・ジョーンズ役の日本語吹き替えをされています。
息子がミュータントタートルズが大好きで、「はたらく細胞」アニメのキラーT班長さんの声を聞くと「あ、ケイシージョーンズの人だ」と気づきました。
小野大輔さんは40代前半ですが、キラーT班長もケイシージョーンズも(恐らく)20代くらいなので、若い男性の役が出来て素敵ですね。
「はたらく細胞」第二期の制作も入っているようなので、またキラーT班長さんにお目にかかれるのが楽しみです。
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