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マスク入荷はいつ頃?マスク製造メーカーや厚労省はどんな対応してる?

マスク生産メーカーの状況は?

「シキボウ」

大阪の繊維メーカー。抗ウイルス機能がついたマスクは注文が集中しているそうで、今後は例年の3倍の量を生産・出荷することを決めたようです。

呉服衣料

埼玉県羽生市の衣料品製造メーカー。鹿島台工場(宮城県大崎市鹿島台)では、抗菌機能の高いオリジナルマスクの生産が急ピッチで進めているところだそうです。

通常は、小中学校の体操服の製造で忙しい時期だが、中国での感染拡大が顕著になった今週に入り、東北を中心に問い合わせや注文が増えました。在庫が底をついたことで急きょマスク生産ラインを確保し、1日約200枚を目標に、従業員約30人がフル稼働で作業に当たっているそうです。

ヨコイチ

休日も工場を稼働させ、増産体制をとっています。従来は7枚入りが中心だったんですけど、50枚入りにシフトして、今はこれだけを集中生産しています」

ユニ・チャーム

愛媛県の大手日用品メーカー。マスクを生産している工場をすでに24時間体制にして増産を続けてい流そうですがが、対応が追いつかず、一部で商品の供給が遅れるケースも出ているということです。

このため、会社は当初、今月いっぱいの予定としていた24時間体制での生産を2月以降も続けるかどうか、検討を始めているということです。

興和

愛知県名古屋市の製薬会社。1月中旬から従業員を増やすとともに、工場の稼働時間を延ばしてマスクを増産していますが、一部で商品の供給が間に合っていない状況だということです。

玉川衛材

東京都千代田区の医薬品メーカー。例年の5倍以上の注文が来ているということで、準備が整い次第、日本向けなどにマスクを生産している中国・上海の工場で増産体制に入るとしています。

くればぁ

国内規格をクリアした高機能マスクを製造する愛知県豊橋市のメッシュ製品加工メーカー「くればぁ」には、国内外から通常の20倍近い注文が殺到しています。同社は「重症急性呼吸器症候群(SARS)なども経験してきたが、今回は感染拡大が収束する気配がない」と懸念、さばききれない注文に追われています。

同社のマスクに使われるフィルターは、花粉粒子などの捕集ろ過効率試験を通過しており、中東呼吸器症候群(MERS)やSARSの流行時にも注目を集めた。顔の骨格に合わせたオーダーメードも可能で、再生利用できるタイプは100回の洗濯試験済み。1万3千~1万8千円と高価格帯の商品が多いが、注文は26日に初めて愛知県内の感染者が確認されて以降、1日200~300件入るようになり「パンク状態」となりました。

例年、この時期の注文は1日10件程度だが、突然、超繁忙となり、普段は他の製品を製造している人員を全て、マスク部門に集中させた。国内の病院のほか、中国の行政機関からも問い合わせが入っているものの、手作りのため、29日現在、発送は1カ月待ちになっているそうです。

 同社は「申し訳ないが、対応しきれていない。新型ウイルスの粒子の大きさが分からないので、このマスクが対応できるのかもまだ確認できていない」とのこと。

互福衣料

埼玉県に本社を置く衣料品メーカー「互福衣料」が製造するマスクは6層のフィルターで、細菌や微粒子の侵入を防ぐ構造。洗って繰り返し使えるのが特徴です。大崎市の鹿島台工場では今週に入り、東京や仙台を中心に注文や問い合わせが増えています。通常は小中学校の運動着の製造がピークを迎える時期ですが、マスクの在庫が無くなったことで急きょ、生産ラインを確保し作業に当たっています。この工場では、かつてSARSやMERSの感染が拡大した際にもマスクの増産に対応しました。互福衣料の青木恒雄専務は「なるべく皆さんの注文に答えたいと頑張っている。着用して安全に過ごしてもらえると我嬉しく思う」と話しています。マスクは一枚一枚を手作業で作るため、生産量は1日400枚程度ということですが、今後も注文が増える可能性があることからできる限りの態勢を整えたいとしています。

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