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ペットを飼うことどんな事が大変なの?

猫好きな友人から「猫の多頭飼い憧れる〜」と言われますが、猫好きじゃない方からは「え?4匹も!?何で!?」と言われます。

よく聞かれるのが、「世話大変じゃない?」です。

「はい、大変です。」つい、言ってしまいます。

私と主人は動物好きで、お互いの実家には犬と猫がいます。動物好き一家です。

でも正直、私はペット飼いたくないんです。

ナゼなら「大変だから」!!

 

ペットを飼うと大変な理由

ペットは可愛いです。
人間と違って、言い訳や文句を言わずストレートに慕ってくれます。
側にいてくれるだけで癒されます。
でも、ペットが健康で安全に暮らしていくには人のお世話が必要です。

大変なコトその1 「15年間現状維持できるか!?」

昔と違って、今は犬や猫の寿命は15年前後と言われています。
15年の間に家族の形態も変わってきます。

就職、転勤、結婚、出産、離婚、家族の死別、等々

住居が変わると、新しい住居にペットを連れて行けない場合もあります。
家族が突然動物アレルギーを発症し、一緒に住めなくなることもあります。
家族が死去し、路頭に迷うペットもいます。

15年間同じ生活が出来るかは分からないんです。

大変なコトその2 「旅行に行き辛い!!」

ペットが家にいると家を空け辛くなります。
犬なら飼い主と一緒に旅行を楽しめますが、猫は楽しめません。
猫は自分のテリトリーから出ることを恐れます。

「猫は人より家に付く」と聞いたことがありますが、飼っているとそんな気がします。
“猫と一緒に引っ越したら、猫が以前住んでいた3000km離れた元家に半年かけて帰った”なんて仰天ニュースを聞いたことがあります。猫は住処が変わるのを嫌うようです。

実家にはペットが沢山いたので、旅行の時は必ず誰かが家に残っていました。
近所に気軽にお世話を頼める親戚がいれば良かったのですが、電車に乗って来てもらう距離にしか居なかったので無理でした。

犬は散歩が欠かせない!!

子供の頃、犬のエサやりや散歩は私の仕事になっていたので(兄も居ましたが、可愛がるだけで世話はしない)友達と遊んでいても、夕方になると犬が気になってソワソワして帰っていました。

猫は散歩しなくて良いですが、犬には必要です。
因みにブーちゃんをダイエットの為にリードを付けて散歩させていた時期がありましたが、駐車場でゴロゴロ転がるだけで歩かないので運動になりませんでした。

室内飼いの小型犬ならペット用トイレがあるので散歩は毎日必要ないでしょう。しかし、中型・大型犬は一日2回30〜60分の運動が必要です。

台風が来ようが、雪が積ろうが、高熱があろうが、散歩は行かなければいけません。実家に犬が居た19年間、一日2回の散歩に行かなかった日はないです!!もちろん、家族4人暮らしだったので誰かが行ける状態でしたが、「散歩に行かなければならない!!」という義務感から逃れられることはないのです。

避難

私の実家は兵庫県なので、「阪神・淡路大震災」に遭いました。
その前の年に犬は亡くなっていたのですが、猫と魚を飼っていました。
幸い家族と家は無事でしたが、5個程あった水槽は全部落ちて割れてしまいました。水道も止まっていたので、生きている魚を全部バケツに入れて近くの川に放しました。(ここで、小学生から10年間続いた魚の水槽掃除やエサやりから解放されました。)

猫は外に放し飼いだったので、家族の誰よりも一番に家から脱出しどこか安全な場所に身を寄せていました。地震の恐怖で1週間ほど家には上がらず、玄関先でエサをねだって食べたらまた安全な場所に避難する、、といった感じでした。(どこに行っていたのか未だにナゾ)

外に放し飼い猫は、日頃から近所をパトロールしており勝手に避難してくれるのですが、室内飼い猫はそうはいきません。地震で家が傾いた近所の室内飼い猫ちゃん5匹が外に逃げ出して、飼い主さんが必死で探していました。倒壊した家や死傷者も多い中、他所のペットを気にしてくれる方はまずいません。皆、自分のことで精一杯です。

ペットを飼う時は、災害にあった時ペットをどうやって避難させるか、を考えておく必要があります。

現在、熊本県在住の私は「熊本地震」にも遭いました。

また、幸いなことに家族も家も無事でした。
前回の地震の経験が役に立ったか、と言われると「全く」でした。

まさか、あんな大きな地震にまた遭うと思っていなかったので、何の備えもしてなかったです。

今回大変だったのは室内飼い猫を外に放せないことでした。
外の世界を知らないので、出せば迷子や事故に遭う可能性が高いです。
4匹になると、4個のキャリーバッグで運ぶのも大変だし、どこに運ぶかって話ですよね。
ずっと入れっぱなしにしておくわけにもいかないし、開ければ逃げる可能性もある。

なので、外に避難させるのはやめました。

グッチャグチャになった室内のどこにいるかも探せない。犬なら呼べば来るんだろうけど猫は来ないです。停電で暗い室内に幼い息子を連れて入ることも出来ず、車中で朝明るくなるのを待って探しました。見事に4匹バラバラに隠れていたので探すのが大変でした。

家が無事だったので猫を移動させずに済みましたが、火事や洪水の時はどうするのか(あってほしくないですが)も考えておかなきゃいけないですね。

ペットを飼うということ

大人になって一人暮らしをした時、夜遅く帰ろうが、旅行に行こうが、気にするペットが居ないことに「ペットが居ないって、なんて自由なの〜!!」と開放感で一杯でした。

阪神大震災時ペット連れで避難している大変そうな飼い主さんを沢山見ていたし、ペットの世話で生活を縛られるのは嫌だったので、熊本ではペットに煩わされず気軽に過ごしたいと思っていました。

ペットショップや道端で犬や猫を触れれば十分!! と、、

しかし、巡り巡って我が家の一員になってくれた大切な生命に心から感謝しています。

イライラしたり困難な事もありますが、それは本当にちっちゃな事。あっという間に時間は流れてゆきます。やってやれないことはないんです。

これから、ブー・フー・ウーは老後に入っていきますが、ゆったりとくつろげる時間を過ごさせてあげたいです。

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