皆さんのお家のニャンコで「膀胱炎」で困っている方はいませんか!?
我が家には “原因不明の膀胱炎” を繰り返すメス猫ブーちゃんが居ます。
ブーちゃんは現在10才ですが、2才で初めて膀胱炎を発症しました。
私が子供の頃は、動物好きの父親の影響で「犬」「猫」「鳥」「魚」といったペットが常に飼育されている環境でした。
「犬」や「猫」も入れ替わりずっと飼っていましたが、「膀胱炎」になった子はブーちゃんが初めてだったので、症状を見た時はビックリしました!!
ブーちゃん、膀胱炎発症!!
それは突然やってきました。
急にブーちゃんがソワソワしだし、アチコチ走りだしたと思ったらトイレに駆け込んだのです。
「ウ〜」っと低い唸り声をあげてトイレから中々出てこないので、最初は「便秘かな?」と思いました。
やっと出てきたと思ったら、またすぐトイレに入る、、「あれ?何か様子がヘン!?」と思ったら、トイレから出てバスマットの上にかがみこみオシッコしました。
それから、2、3歩動いてはまたかがむ、、を繰り返し、点々とオシッコをする。
「これって膀胱炎!?」
痛いのか、触ろうとすると「ウ〜」と威嚇されます。
初めての出来事にブーちゃんも私も不安で仕方なかったです。。
怒って暴れるブーちゃんを何とかキャリーバッグに入れて動物病院に向かいました。
ブーちゃん「膀胱炎」と診断される!!
動物病院の診察台に乗せられると、かがむ症状を見て「膀胱炎でしょうね〜。レントゲンで石を確認しますね。」と言われ、レントゲン室に連れて行かれました。
しかし、レントゲンでも石は確認されず「突発性膀胱炎」との事。
「突発性膀胱炎」とは!?
◆原因
原因不明なので特発性と呼ばれていますが、
ウイルスや細菌といった病原微生物、尿路における上皮の状態の変化、
自己免疫性疾患、肥満細胞浸潤、神経が原因で起こる炎症、ストレスの関与が考えられています。
6割近くが特発性膀胱炎だとわかっていても、直接的に特発性だと診断できる検査がないので、他に考えられる原因を除外した上での確定診断になります。
特発性膀胱炎以外の原因としては
尿石症、尿道栓子、膀胱や尿道などの構造の問題、行動の問題、腫瘍、尿路感染症などがあります。
場合によっては複数の原因が複雑に重なり合っていることも考えられます。
特発性膀胱炎は原因がわかっていないため完全に予防することは極めて困難であり、原因の除去も難しいので再発を繰り返すことがあります。
通常は1週間ほどで治癒しますが尿路閉塞を起こした場合、命にかかわってきます。
詳しくはこちらから ☞ 猫の膀胱炎
「抗生剤を出しますので、様子を見て下さい」と2週間分もらって帰りました。
一度治ってもしばらくして再発する、、を1年間繰り返していました。
その間、抗生物質の種類を変えたり、トイレを変えたり、他の猫達から隔離して一人部屋にしたり色々試しましたが、コレと言った効果は出ませんでした。
たどり着いたのが「クマザサ」と「猪苓湯」!!
ブーちゃんが膀胱炎を発症すると大変なのがオシッコの処理!!
アチコチ点々とオシッコを撒き散らすので、家にいる間はずっと拭き掃除です。
当時は私もフルタイムで働いており、息子も保育園児で手が掛かる時期、、
本当に大変で、「猫の膀胱炎が治る方法」をネットでアチコチ検索しまくっていました。
抗生物質を長期間服用するのも不安でしたし、私が服用している漢方で猫の病気も治せないものだろうかと。。
ネットであるブログを見つけました!!
「膀胱炎」の猫の治療に「ササヘルス」と「猪苓湯(ちょれいとう)」で治った!!
(見つけたのが8年くらい前のブログだったので、最近探しましたが見つけられませんでした。)
早速、私のかかりつけの漢方薬局の先生に相談しました。
私が毎日飲んでいる「松寿仙」にクマザサが入っており、「飼っていた犬にも10年飲ませていたが病気した事ないよ」という話を聞き、膀胱炎の薬「猪苓湯」も処方していただきました。
※「ササヘルス」にはクマザサしか使用されていませんが、「松寿仙」にはクマザサの他、人参エキスと赤松葉エキスも含まれています。アレルギー反応が出る場合もございますので、飼い主様のご責任で服用されるようお願い致します。
飲んだ効果は!?
早速、うちに帰って「松寿仙」に「猪苓湯」を混ぜて飲ませて見ました。
アレルギーが出ないか一日目は1回飲ませて様子見です。
特に吐いたりブツブツも出ていないようだし、二日目は朝と夜2回飲ませました。
いつもは、膀胱炎を発症してから3、4日目に血尿が出て段々治ってくる、といった感じでトータル10日間位かかっていました。
抗生物質を飲んでも飲まなくても経過は変わらなかったし、胃がもたれるのか大量に吐くので最後は飲ませてなかったです。
「松寿仙」+「猪苓湯」の場合、すぐに血尿が出て頻尿も治って5日間位で落ち着いていました。吐く事もなく、食欲もあったのでブーちゃんには合っていたようです。
膀胱炎を初めて発症してから1年間は抗生物質で、2年目は抗生物質なしでした。最初の1年が頻繁に膀胱炎を繰り返して、2年目は3、4回程かかりました。
漢方を飲ませるようになって8年目です。年に1回程膀胱炎になりますが、大した症状は出ていません。定期的に「松寿仙」を飲ませていて、膀胱炎を発症したら「猪苓湯」を服用しています。飲ませると頻尿はすぐに治っています。
ウチの猫達が「便秘」気味の時は、「松寿仙」を飲むとすぐに良くなります。
お隣のブーちゃんと同い年のオス猫ちゃんは突然「腎不全」を発症して3ヶ月位で昨年亡くなりました。
ブーちゃんは今年10才なので、膀胱炎になりやすいなら「腎不全」になる可能性もあります。
これからも注意して見守っていきたいと思います。
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