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リメンバーミーの犬ダンテはなぜ死者の国へ行けたのか?犬種などまとめ

ディズニー映画「リメンバー・ミー」で、主人公ミゲルと行動を共にする野良犬ダンテ。

ミゲルは「死者の日」にギターを盗んだことから死者の国へ迷い込んでしまいます。

しかし、ミゲルと一緒にダンテも死者の国へ行くことができたのはナゼでしょうか?

ディズニー映画「リメンバー・ミー」誕生秘話

2011年、リー・アンクリッチ監督は、メキシコの伝統的な祭礼行事「死者の日」を元にしたアイディアを思いつきました。

物語の舞台を、亡くなった人達が暮らす「死者の国」に設定するという、ディズニー・ピクサーがこれまでやったことのないアイディアに、製作総指揮を担うジョン・ラセターも興奮しました。

アンクリッチ監督達は、3年かけてメキシコ各地の市場墓地美術館などを訪れ、地元の人々と触れ合い、暮らしや音楽、伝統などを多角的に学んでいきました。

彼らは死者の魂が家族や親しい人々に歓迎される、音楽と歓喜に満ちた祭礼「死者の日」、さらには何世代もが一緒に暮らし、家族を大切にしている人々の姿、そして至るところで目にしたリッチでカラフルな色彩に感銘を受けました。

「ピクサーが本領を発揮した時には、冒険やユーモア、夢のような楽しさが詰まっていて、そして観客が思わず涙する映画を作り出すのです。」とアンクリッチ監督は語りました。

「死者の日」とは?

11月1日と2日を軸にメキシコ各地で祝われる「死者の日」ユネスコの無形文化遺産にも指定されているこの風習は、簡単に言うと日本のお盆のような行事で、この期間は祖先の霊が戻って来る日だと信じられている。

町中がカラフルなパペル・ピカド(切り絵の旗)楽しいガイコツの人形達や、祖先を導く鮮やかなオレンジのマリーゴールドの花などで彩られる。

各家はオフレンダ(祭壇)を設けて故人の写真や生前好きだった食べ物や飲み物などを供えガイコツ型の砂糖菓子(シュガースカル)ろうそくなど様々な飾り付けをしたり、先祖の墓の前で酒を飲んだり食事をとったりマリアッチを呼んで故人が好きだった歌をリクエストするなど、先祖の魂と生きている家族の交流をはかる。

ガイコツは「死者の日」に絶対に欠かせないモチーフで、メキシコにはガイコツの絵柄が掘られたピラミッドの遺跡もあり、古来よりガイコツは身近な存在なのです。

なぜダンテは「死者の国」へ行けたのか?

死者の日のお供え物を食べたので、ミゲルと共に死者の国へ迷い込みました

死者の日に死者の物を盗んだ生者は死者の国に飛ばされる」という掟から、ダンテは「死者の国」へ飛ばされたのです。

ダンテの犬種は?

メキシコ原産のメキシカン・ヘアレスドッグ(通称ショロ犬)

家を邪悪な魂から守り、亡くなった人をあの世に導く」とされている犬で、メキシコでは昔、一人一匹飼っていたそうです。

体毛がほとんど無い犬種のため、皮膚の質感から弾力性、光沢、骨の動きまでがリサーチするため、ショロ犬を招き入れて撮影されたそうです。

なぜダンテはアレプリへになれたのか?

「ダンテ」は野良犬で、ミゲルが名付けました。

ミゲルが信奉するサンタ・セシリア出身の男性ミュージシャン「エルネスト・デラクルス」の出演映画に出てくる馬「ダンテ」に因んでいます。

「ダンテがアレプリへになれた理由」についての言及はありません。

世界的有名なイタリアの詩人ダンテの代表作「神曲」は、「地獄・煉獄・天国」を旅する詩なのですが、大好きなミゲルを助けたいと思う純真な魂が、死者の国や現世の国を行き来する「聖なる怪獣」と化したのでは無いでしょうか?

アレプリへとは?

作中では独特の色彩を持ち、死者に従う怪物の総称として登場しています。

元々はメキシコの伝統工芸品のことで、木彫りの動物に独特の彩色を施したものである。

当初は木彫りの工芸品を指す総称がなく、メキシコシティのリナレス家によって「アレブリヘ」の名で製作されており、猫やカエル、アルマジロといった動物をはじめ、龍や怪獣など架空の動物を模した木彫りや、その奇抜な色彩を一般的な木彫りに施したものが国際的に有名となったためこの名が定着しました。

まとめ

リメンバー・ミーにはたくさんのトリビアが出てきますね。

ミゲルの自宅の祭壇に、「ファインディング・ニモ」のニモの置物が置いてあったり、ミゲルが靴磨きに行く際に通過するアレブリヘ売り場の中に、「ファインディング・ニモ」のニモとドリーのアレブリヘがある。

などなど、注意して見てみてくださいね。

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