マスク不足に対する消費者省の対応は?
消費者庁は今後も安定した供給が続く見通しだとして、冷静な対応を呼びかけています。
厚生労働省や経済産業省が関係団体に対し、マスクを増産するよう要請を行ったことなどから、今後も安定した供給が続く見通しだとしています。
消費者庁の伊藤明子長官は「マスクについては、いたずらに心配する状況ではないと思っているが、引き続き注視していきたい。消費者の皆さんには冷静に対応してもらいたい」と話しています。
シャープがマスク製造に参入
シャープが新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、マスク生産に乗り出すことが分かりました。マスク不足を受けた政府の緊急要請に応じて異業種から参入するのは初めて。3月中に生産ラインを作って当面は1日あたり15万枚を生産し、その後、段階的に1日あたり50万枚まで増やす計画だということです。政府は新型コロナウイルス対策の予算を投じて後押しする。
マスクの品薄の解消に向け、政府は現在、月間4億枚のマスクの供給量を輸入も含めて来月中には6億枚にまで増やしたいとしています。
シャープがマスクの生産を始めるのは液晶ディスプレーを生産している三重県多気町にある工場です。
新たに工場をつくるのは現実的ではなく、政府側からクリーンルームを持つシャープに声がかかったという。
「工場の空きスペースを活用し、感染拡大防止に貢献したい」(シャープ広報)としています。
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