なぜマスクは足りないの?
アイリスオーヤマは「24時間体制で製造を行なっており、例年の5倍のマスクを生産」しています。そして、ユニチャームも同じく24時間体制で3倍のマスクの製造を行なっています。
日本のマスク製造メーカーは夜を徹してマスクの生産ラインをフル稼働してくれています。
しかし、日本国内で売っているマスクの8割は中国からの輸入品です。
現在中国では、マスクの輸出を規制し中国国内に供給している為、日本にマスクはほとんど入ってきていません。
日本国内で生産しているマスクは2割程度なので、国内で増産しても中々供給が追いつかないのです。
マスクはいつ出回るの?
シャープが新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、マスク生産に乗り出すことが分かりました。マスク不足を受けた政府の緊急要請に応じて異業種から参入するのは初めて。3月中に生産ラインを作って当面は1日あたり15万枚を生産し、その後、段階的に1日あたり50万枚まで増やす計画だということです。政府は新型コロナウイルス対策の予算を投じて後押しする。
マスクの品薄の解消に向け、政府は現在、月間4億枚のマスクの供給量を輸入も含めて来月中には6億枚にまで増やしたいとしています。
シャープがマスクの生産を始めるのは液晶ディスプレーを生産している三重県多気町にある工場です。
新たに工場をつくるのは現実的ではなく、政府側からクリーンルームを持つシャープに声がかかったという。
「工場の空きスペースを活用し、感染拡大防止に貢献したい」(シャープ広報)としています。
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