天皇誕生日一般参賀とは?
一般参賀(いっぱんさんが)とは、1948年(昭和23年)から開催されている皇室行事です。
一般人が皇居に参入し、皇室に向けて祝賀の意を表する事が出来る唯一の機会なのです。
皇居に参内した国民に天皇が「おことば」を述べる形式で行われます。
毎年、1月2日と天皇誕生日に行われているほか天皇の即位後にも行われています。
当初は宮内庁庁舎屋上から昭和天皇が一人で民衆に対し手を振るというものでしたが、1969年に昭和天皇に対しパチンコを撃った、「昭和天皇パチンコ狙撃事件」が発生し、現在は皇居ガラス(防弾)越しに「おことば」を述べる形式に変わりました。
天皇誕生日一般参賀
天皇の誕生日を祝うために行われます。平成年間では、天皇・内廷皇族と秋篠宮家の、いずれも成年皇族が出席しました。
1日3回行われています。令和年間は上皇・上皇后は出席はしません。
ITCHIE-METAL様ツイッターより ↓↓
https://twitter.com/k715i/status/1080302132979322880?s=20
一般参賀が過去中止や延期となった例
昭和64年:昭和天皇の病状が悪化の一途をたどり、テレビなどでも血圧などの情報が流れるようになった為、新年の一般参賀が中止
平成2年:皇室の服喪期間中と重なるため一般参賀中止
平成8年:南米ペルーの日本大使公邸で起きた人質事件に配慮して天皇誕生日の一般参賀を中止
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